レトロ感満載のコーヒーショップ「大正館」は小江戸散策後に

川越と言えば「小江戸」と呼ばれ、蔵の街やお寺で有名ですが、それらに混じってレトロな建物があちこちに点在しています。

バス通りの「連雀町」交差点と「札の辻」交差点の間と1本右側(お寺がない側)の道をぐるっと回る地域にあります。

先ずは国の登録有形文化財に登録されている「埼玉りそな銀行川越支店(写真左)」を目指します。銀行の行く手前、道路の対面に昭和を想像させる一角が出現します。




もう少し手前にはレトロの建物(下の写真左)が二棟並んでいます。低いほうは「川越アートカフェ エレバート」、特徴は美味しいコエド生ビールが楽しめます。

奥の背の高い建物は川越初のデパート、今の「丸広百貨店」があった建物です。この建物も埼玉りそな銀行も、明治から昭和に活躍した建築家「保岡勝也」が設計しています。

左の写真は「川越商工会議所」でバス通りからは外れています。山崎美術館の角を曲がった先にあります。




バス通りから外れて、「札の辻」付近の平行した道路を歩くとスカラ座の看板が見えます。その小路を入ると「スカラ座」と国登録有形文化財の「モダン亭太陽軒」と言うレストランが続いています。






スカラ座は一度閉館しましたが、賛助会員を募って再度オープンして頑張っている映画館です。なかなか渋い映画を中心に上映を続けているようです。

モダン亭太陽軒はステンドグラスが素敵なレストランで今も営業を続けています。




歴史的なレトロの建造物と蔵通りを見ると結構、歩き疲れますが、折角なので「大正浪漫夢通り」にある有名な「シマノコーヒー 大正館」に寄ってみました。 10年以上前に来たことがありますが、外見は変ってませんね。




でも、週末はやっぱり混んでて店内には入れませんでした、残念!!




直ぐ側のバス通りには姉妹店の紅茶の専門店「紅茶浪漫館シマ乃」(写真左)も同様に駄目。もう一つ有名な雰囲気の良い「ハツネヤガーデン カフェ」がスカラ座の側にあるのですが、いまさら戻るのも面倒なので今回は諦めて帰宅です。




帰り道の途中に熊野神社あります。ここは少し変った神社、境内には「銭洗弁天」と入口には「足踏み健康ロード」があります。疲れた足にはツボを刺激して元気になりますが、靴を脱いで歩くとかなり痛い!!




小江戸川越で歴史的な蔵や寺院を回る普通の観光も楽しいですが、レトロ感を探して回る観光もまた、違った「川越」を見つけられて楽しいと思います。